エンジンバルブとは
エンジンを自動車の心臓に例えるなら、エンジンバルブは心臓内部にある弁のような部品です。吸い込んだ空気と燃料を圧縮・燃焼させて動力エネルギーに変え、燃焼後の不要なガスを排出しています。心臓の弁のように常に開いたり閉じたりして空気の流入や排気ガスの排出をコントロールしています。
中実バルブ
燃焼室への燃料と空気の混合ガスの流れを制御する吸気バルブ、燃焼室で生成された高温ガスの流れを制御する排気バルブ。
いずれも高温での強度・耐摩耗性・耐腐食性・耐酸化性などが要求されます。
中空バルブ
バルブ内部を中空にしてナトリウムを封入したもので、ナトリウムの冷却作用によって、より高温下での使用にも耐えることができます。
目的・用途に応じ、バルブ軸内部を中空にした軸中空バルブおよびスーパー軸中空バルブとバルブ傘部にまで中空部を拡大した傘中空バルブの3タイプがあり、この軸・傘両タイプの中空バルブの生産体制を整え、幅広い市場ニーズに対応が可能となります。